2019-01-26
回り道のアプローチ
木や草と人間とどこが違うだろうか…みんな同じなのだ
一生懸命に生きようとしているのを見ると
ときには彼らが人間より偉いとさえ思われる
かれらはときがくれば花を咲かせ 実をみのらせ自分を完成させる
それにくらべて人間は何一つしないで終わるものもいる
木に学べ草に習えとわたしはじぶんに言い聞かせ
今日も一本の道を歩いて行く
坂本真民 「一本の道を」
思うところ、相手のためとしたことが実は「自分の都合よく動かしたい」とすることだった…ということがままあって、そんな時はなんとなく事が上手くすすまない。
すぐに気がつけば軌道修正も早く済みそうなものなのに、薄々気がついていても、自分の着地点を変えたくなくてズルズル様子見をして事態を、ますますややこしくしてしまったりする。
大切なのは誰のためのことなのか…
「幸福を直接の目的にしない場合、かえってその目的が達成される」という考え方もある。
ひたすらに目標へ向かわず、角度を少し変えて考えてみる…行きつ戻りつをする。
「回り道のアプローチ」ということも必要なことではないか。
「真っ直ぐにつづく道」
もやもやも晴れるすがすがしさ!
でも。
ちらり…寄り道がないと息が詰まりそうな天邪鬼な私もいる。
それにしても海。
なんて青い。
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