ビルマの風

「聖なる」という言葉をもつ煌びやかなーというより静かな佇まい。
風が通り抜けるたびに響く鈴のような、鐘のような、風鈴のような。水琴窟で響く水音のように、わたしの中で揺らめいて、身体に音の破片が散らばり清らかな水が流れる。
週末の金曜日、友人たちと夕を涼む。母と娘たちは華やかに正装して祈る。過ごしかたはそれぞれでも祈りの場である雰囲気を壊すことはない。
7:30pmシェダゴン・パゴダ

おめかしをしてお祈りに。
フォーマルから農作業服まで身につける「ロンジー」(腰巻)は、ミャンマー 政府が認める民族衣装。生地はシルクや綿、僧侶の服から学校の制服まで身体の線を強調せず、肌は露出しないことを原則とするが、それぞれに個性的。「熱帯の国」を過ごす工夫、シンプルな生活を大切にしている精神文化をもつ仏教の国。
Shwedagon Pagoda (Myanmar Yangon)
ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်
ミャンマー ヤンゴン

托鉢を持ちながら一列に歩く。
僧侶たちは鐘が鳴ると揃って食事の場所へ移動する。正午以降は食事をとらないという。
am 11:00 チャイティーヨー・パヤー

ミャンマー の人々の憧れの聖地。
山頂にそびえる奇跡。ギリっぎりに。

ヤンゴンからバスで4時間。山頂まではトラックバスに乗り換える。詰めるものは人も物も重量制限なし。 5:15am
ビックサンダーマウンテンを1時間乗っているようなスリルとサスペンス。帰路は小雨でスプラッシュマウンテン!

バスはクーラーがばんばん効いてる。風呂敷がひざ掛けで大活躍。旅のお供に(* ॑꒳ ॑* )⋆* Botchan Furoshiki
トラックバスのほとんどが中古日本車。向かいのからくるバスは「幼稚園バス」。「船橋駅行き」が見えた時はここはどこよ?の大笑い。塗り替えたりしないんだ。今は屋根付き霊柩車が人気なんだって。
Kyaikhiyo Paya ကျိုက်ထီးရိုးဘုရား,

Botchan サコッシュ。旅のお供に(* ॑꒳ ॑* )
スキンケアはもちろん!可愛い❤︎
バゴー Bago 王宮 15:16pm
Kanbawza Thadi Golden

滞在最終日、はじめてホテルで朝食を。予定ありすぎ、出発早すぎ。帰国して風邪でダウン。夢だったかも。
千夜一夜物語の中のインドの民話にあった、見たこともないマンゴーを夢みてたり、ターバンを巻く人々の不思議を覚えてる。昔のビルマの人々の写真に近くて。けれど日本人にも近い顔立ちは近所のおばちゃんにも似てるなぁー、クラスにもひとりはいたかんじ。
ミャンマー という新しい国名は高いビルがどんどん建ってゆく都市には似合うけれど、「ビルマ」の方が馴染み深い温かみがあって好き。